ヤスリで作るナイフメーキング肉体労働編 8

#49
ブレードバックからタングにかけてペーパー掛け。

外周は仕上げ間近でも良いのですが手仕上げの
場合早めに傷を取っておくと、後で挫けなくて済みます。

手仕上げの場合、作業中に残した傷の言い訳を
考える事があります、又後で取ればいいとか?
私も有ります。そんな時はクールダウンしてみてください。

#51
1000番の砥石でポイント方向に。
前の作業の傷を完全に取ります、ベベルストップの
アールは砥石で、なぞる様に研磨しかし角が落ちやすい
ので注意注意です。
ブレードの研磨はここで一旦終了なので、次に
熱処理から戻ったときの事を考えて丁寧に研磨
する事をお勧めです。


熱処理が終わると簡単に傷を取ることが出来ず
ただただ熱くなるだけですよ。(^_^)v

#50
途中の写真有りませんが600番と800番の研磨済み
で現在1000番のオイルストーンで研磨中。

最初に斜めに掛けて前の作業の傷を取る
砥石はハードの1000番あまり力を入れないこと。


写真では砥粒が出てませんが研磨の目が解る
様に映してます。

next

#52
研磨が終わったので面の確認。

作業中にも確認しながら番手を上げて来るのですが
最後にもう一度確認します。
ここで隙間が出たら800番からもう一度研磨です。

フラットのブレードはポイント方向にフラットに作ると
ポイント付近が限りなく薄くなり折れやすくなるので
注意です。

#53
ヒルトを仮組して外径を整える。

ヒルトをブレードに入れピンを入れます。

加工後ピンは抜き取るのでカシメません、ヒルトは
ステンレスなので後で視やすい様にブラスを使ってます。

#54
ピンを入れたヒルトの側面は綺麗にヤスリ掛け
しておきます。

仮組に使うピンは使い捨てになりますが、
より薄い物には使えるので捨てないのが良いかも?

#55
 ヒルトの上下に罫書き線を入れる。

ピンぼけで良く見えないのですが、何とか理解してください。

ヒルトは最終寸法では有りませんが出来るだけ
近づけます。

next

back

back